混元内功
混元内功
| 陳式混元太極拳は套路を修練するだけでもすぐれた内功になりますが、以下の内功法を併せて行うことにより、武術としても、健康法としても、さらに効果が高まります。多くの武術において、内功法は秘伝とされ、学ぶのが難しいものですが、馮志強老師は以下のように体系づけ、積極的に普及されました。また、「忙しくて太極拳の練習の時間を十分確保できないときは、套路よりも内功法を少しでもいいから行うように」と強調されていました。 馮志強老師は、混元内功を以下の３つの功法に分類し、指導されました。このうち、太極混元内功と、太極混元放鬆功は、主に胡耀貞老師から伝授された心意混元内功をベースに構成され、太極混元纏絲功は主に陳発科老師から伝授された陳式太極拳の基本功をベースに構成されています。 |  |
太極混元内功
経絡に沿って気を採り入れたり導いたりする動作を多く含みます。
１降気洗臓功 ２三丹採気功 ３双掌揉球功 ４三丹開合功 ５日月旋転功
６環形伸縮功 ７単腿昇降功 ８双腿昇降功 ９帯脈磨盤功 １０乾坤開合功
１１収気帰丹田功 １２保健按摩功 １３臓腑旋転帰元功 １４回無極
太極混元放鬆功
全身をゆるめて協調させます。練功の効果を高めるので、太極混元内功と交互に組合わせて行う他、套路や武術基本功の合間にも行います。
１降気洗臓功 ２左右陰陽功 ３左右車輪功 ４左右按掌功 ５左右旋腕功
６迎風擺柳功 ７前後擺柳功 ８左右摘星換月 ９左右白蛇吐信
１０双手白猿献果 １１腹前穿梭功 １２労宮貫気功 １３三丹往復功
１４胸前折畳功 １５風擺蓮葉功 １６天女散花 １７旋腹収功
太極混元纏絲功
全身の関節と筋肉を順次螺旋状に回転させながら気の流れと身体の動きを一致させます。
１洗臓功 ２左右単旋腕 ３双旋腕 ４左右単旋肘 ５双旋肘
６左右単旋肩 ７双旋肩 ８双肩胸腹折畳 ９単旋臂(左右) １０双旋臂
１１単臂螺旋（左右） １２双臂螺旋 １３双臂螺旋前伸 １４双臂螺旋後伸
１５双臂螺旋平伸 １６双臂螺旋上伸 １７双臂螺旋下伸
１８左右螺旋探臂 １９独立上下螺旋 ２０磨盤穿掌 ２１磨盤切掌
２２大旋腰 ２３旋腰 ２４旋臀 ２５斜開合旋胸 ２６旋膝
２７左右螺旋開腿 ２８旋項 ２９抓墜功 ３０提抓功 ３１捉閉功
３２大力功 ３３全身按摩 ３４放松功 ３５旋腹収功 ３６無極守窍
