日常動作が健康を創る…身のこなしのメソッド・自然身法

自然操法

自然操法:物の扱いを楽に無理なく自然に行う 

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正面合芯 合芯観相 垂直昇降 芯転直進
◎ 中心で持つこと 横で持たない 遠くで扱わない
◎ 足、膝を突っ張らない 肩を怒らせない
 物の扱いの基本を身につけることで、作業能率が上がり、重いものを無理なく持てたり、そのことで腰を傷めたりしなくなります。かつては、日常の中でさまざまに体を使い、道具の使用にも十分扱い慣れていなければなりませんでした。現代では、力仕事や難しいからだの操作など機械やコンピュータがやってくれるので、必要ないではないかと言われるかもしれません。
 しかし、人間は物を持つことで、重心を発見し、体を意識化できたのではないでしょうか。普段、無意識で行っている物の操作(操法)を、ゆっくりと自覚的に行うことで、姿勢を整え、中心感覚を育てていきます。失われつつある道具と身体の微妙な関係を取り戻していきましょう。

◎[正面合芯]
 芯合わせというのは生きるということです。
 生きるということは、世界と共鳴していくことですし、共鳴交流するためにはまず面と向かわなければなりません。だから生きるとは、気を合わすことだともいえるのです。

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◎[ねじらず、斜にかまえないこと]
 斜にかまえるとは、芯を外すということであり、芯をあわせるという正眼の構えと異なり、すかす、かわすというこであり、防衛上は必要であるが、人とまじめに対峙しないということであり、斜にかまえるとは相手の言い分を無視し揶揄する方法になるのです。

◎[芯転直進]  
 ものを持ち運ぶ際に気をつけなければ行けないことは、体の中心に持ち 目的の地点にへ直線的に持って行くことです。また直進できない時は、孤形にカーブして回り込まないことです。回ると遠心力でものが円の外へ押し出されてしまいますし、体の重心も不安定になるのです。だから回り込まなければならない時は、直進し、ものの中心を軸として軸転した後、また直進して運ぶべきなのです。この運び方こそ面倒なようですが、ものを落とさず、楽に運べる方法なのです。

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